逆子になったら


【逆子のお話】
普通、赤ちゃんは頭を下にして(頭位)お腹の中にいます。
原因がわからないことが多いのですが、時々逆子(骨盤位)に
なってしまう赤ちゃんもいるのです。割合は5%前後と言われています。
逆子の場合、頭位の時よりも経膣分娩(自然分娩)では
危険なことが起こる可能性が高くなるので、ほとんどが帝王切開に
なってしまうようです。


【逆子体操】
逆子になってしまったら、まずやってみましょう。
赤ちゃんのおしりをお母さんの骨盤から浮き上がらせて、自分で回転しやすくする方法です。
26週ぐらいから始めてみましょう。

逆子体操の写真です
膝を肩幅より少し広くつきます。
胸を床につけるようにして、腰を高くします。
顔は横へ向けて、腕は肘を曲げ胸の両側へおきます。
全身の力を抜いてリラックスしましょう。
10分間、そのままの姿勢で。
赤ちゃんの重みが胸の方で感じられますか?
その後、赤ちゃんの背中のある方を上にして
30分間横向きに寝ます。
その後、まっすぐに立って足踏みを20分間位してください。
日常の生活は、背筋を伸ばした姿勢を
心掛けましょう。背中をまるめる ような姿勢は避けましょう。
1日に1〜2回やってみます。入浴の後はリラックス
しやすいので、効果的です。
5〜10日間体操をしても頭位にならないときには、
体操の仕方が上手に出来ていないのかも知れません。
その時にはどうぞ電話予約の上、相談にお越し下さい。







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